REPORT#020

「豊洲の夜を、おいしく」
新豊洲サマーナイトマルシェ開催!

新豊洲サマーナイトマルシェの様子

新豊洲サマーナイトマルシェ実行委員会は、新豊洲で開催した「サマーナイトフェス」と同時に、併設エリアにて「サマーナイトマルシェ」も開催しました。「食」を通して豊洲の魅力を伝えるべく、豊洲市場で流通する食材を活用したシェフプロデュースの飲食物の提供や、ナイトマルシェを実施。もちろん「サマーナイトフェス」と同様にユニバーサルデザインにも配慮し、年齢・性別・国籍・障がいの有無を問わず楽しめるイベントとなりました。

豊洲に初登場!「太陽のマルシェ」

毎月第二土日に中央区勝どきで開催されている日本最大級規模の都市型マルシェ「太陽のマルシェ」が、豊洲に初登場。おつまみやお酒、ドレッシングやコーヒー豆などの食品はもちろん、アクセサリーや雑貨まで幅広い商品を扱う約30店舗が出店しました。

出店者のひとりは「老若男女、国籍も問わず、様々な方が訪れてくれて、活気に溢れていますね。これから新たに盛り上がっていく街のエネルギーを感じました」(出店者)というように、イベントの盛り上がりと相まって、連日大盛況となりました。

マルシェの様子

夕方から始まったマルシェは夜の終了間際まで来場者で賑わっていた

新豊洲サマナーナイトレストラン

パリの星付きレストラン「Pages」手島竜司シェフによる
「スペシャルナイトビアガーデン」

「サマーナイトマルシェ」の目玉イベントのひとつは、8月15日に新豊洲でオープンしたばかりの「CITABRIA BAYPARK Grill & Bar」にて、2日間限定で開催された「スペシャルナイトビアガーデン」。湾岸エリアの眺望を楽しみながらビールやワインを楽しめるこのレストランで、パリの星付きレストラン「Pages」でシェフを務める手島竜司シェフが特別メニューを提供。

スペシャルナイトビアガーデン「CITABRIA BAYPARK Grill & Bar」

幻想的な光に包まれたスペシャルナイトビアガーデン「CITABRIA BAYPARK Grill & Bar」

「観光名所でもあった築地市場が豊洲に移転したことは世界的なニュース。国内外から注目されているこの場所で、誰もが訪れやすい形のイベントを開催することは、大きな意味があると思います」
そう話す手島シェフは、湾岸エリアのテラス席の気分にマッチする3つのメニューを開発。1つ目は「ゲンジンバーグPagesスタイル」。スパイスの効いたケフタ(中等風ひき肉料理)風のビーフハンバーグを豚のげんこつの周りに貼り付け、炭火で焼きあげた逸品。2つ目は「はものフィッシュ&チップス」。日本の夏の高級魚・鱧を贅沢にフライにしたフィッシュ&チップス。3つ目は「あさりご飯バスク風」。スペインバスク地方の伝統的なあさりを使った米料理・アロス・コン・アルメハスに、もち米を使うことで和のテイストを効かせたとのこと。

現地で調理する手島シェフと、提供メニュー(左から順に、ゲンジンバーグPagesスタイル、はものフィッシュ&チップス、あさりご飯バスク風)

現地で調理する手島シェフと、提供メニュー(左から順に、ゲンジンバーグPagesスタイル、はものフィッシュ&チップス、あさりご飯バスク風)

どれもお酒にとても合う絶品で、来場者の方々はみな、幻想的にライトアップされた湾岸テラスで、心地よい夏の夜の時間を過ごしていました。

西麻布の二つ星レストラン
「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフによる
「豊洲アップサイクルプロジェクト」

もうひとつの目玉イベントは、豊洲市場や豊洲エリアの店舗などから出る、まだ十分に使える廃棄食品を高価値商品に生まれ変わらせることを目的としたフードロス低減プロジェクト。このプロジェクトを指揮するのは西麻布の星付きレストラン「レフェルヴェソンス」の生江史伸シェフ。

豊洲アップサイクルプロジェクトについて話す生江シェフ

豊洲アップサイクルプロジェクトについて話す生江シェフ

「今、世界全体でフードロスへの意識が高まっていますが、豊洲も新時代の市場のあり方として、その問題に取り組むのは素晴らしいですね。アップサイクルというのは、廃棄物を元よりも良い状態にアップグレードさせること。食の世界では、たとえばカラスミ(ボラの卵)がもともとは捨てられていたように、いらなかったはずのものが少しのアイデアで高価値に変わるというのは昔からあること。これから、それをもっと増やしていけたらと思います」

左から順にBread Beer、豊洲マグロ豚骨ラーメン、鯛出汁氷結素麺

左から順にBread Beer、豊洲マグロ豚骨ラーメン、鯛出汁氷結素麺

そう話す生江シェフが今回提供したのフードは、豊洲市場から出た魚のアラを使った2種類のラーメン。1つ目は「豊洲マグロ豚骨ラーメン」。マグロ出汁(8割以上)に豚骨スープを混ぜて作られており、正統派な味わい。2つ目は「鯛出汁氷結素麺」。レモンとオリーブオイルをアクセントにしたソーメンに、凍らせたかき氷状の鯛出汁をたっぷりかけた、斬新かつ夏らしいメニュー。
さらに、パンの耳から作ったビール「Bread Beer」も提供されており、美味しいラーメンとビールを楽しみながら、多くの方々がフードロスプロジェクトに関わりました。

豊洲市場連携フードトラック「TLUNCH豊洲市場」

(左)TLUNCH豊洲市場を楽しむ生江シェフ、(右)夜まで大盛況だったTLUNCH豊洲市場

(左)TLUNCH豊洲市場を楽しむ生江シェフ、(右)夜まで大盛況だったTLUNCH豊洲市場

他にもサマーナイトマルシェには、豊洲市場の食材を使った料理を提供するフードトラックが8台出店。
「カニと紅鮭の北海海鮮丼」を提供するユメマサデリ、「タコ飯」を提供するISLAND KITCHEN、「つぶ貝の炊き込みご飯のウニぎり」を提供する煮込み 伝次、「海老ムス餃子」を提供する幸せ餃子、「釜揚げシラスのアヒージョ」を提供する内田食堂、「ムール貝の白ワイン蒸し」を提供するkitchen たつや、「海鮮天ぷら盛り合わせ」を提供するいちや、「魚介を使った冷製おでん」を提供するゆまんまMOGU MOGU…どのフードカーも、豊洲市場の魅力が存分に味わえるとあって、絶えず行列ができていました。
ちなみに、煮込み 伝次の「つぶ貝の炊き込みご飯のウニぎり」は、生江シェフも列に並んで購入。「キャッチーなネーミングが気になって食べてみましたが、懐かしく優しい味わい。いいギャップですね」と、本イベントを楽しんでいました。

同時開催イベント「アート系ワークショップ」

また、サマーナイトマルシェに隣接する豊洲スマートエネルギーセンターでは、子供に向けたアート系ワークショップが開催されました。光を蓄えることができる特別なシートを張り付けたオブジェにペンライトで落書きができる「光のらくがき体験」、色とりどりの素材を使って自分だけのうちわをつくれる「カッティングシートでうちわを作ろう」の2企画で、子供たちに夏の夜の思い出を提供。大人は食で、子供はアートで、家族全員が楽しめるイベントとなっていました。

(左)うちわを作る来場者の親子 (右)光の落書き体験

(左)うちわを作る来場者の親子 (右)光の落書き体験

世界を代表する「食の街」へ

日本最大級の市場の食材を活用しながら、世界的シェフとのコラボレーションや、フードロス対策への取り組み、障がいのある方でも参加しやすいユニバーサルデザインなど、いくつものチャレンジでこれまでにない食のイベントを実現させた今回の「サマーナイトマルシェ」。これをきっかけに、新豊洲は日本、そして世界を代表する「食の街」として成長していくはず。目が離せません。

頑張る人に、いいエネルギーを。