頑張る人に、いいエネルギーを。

EVENTイベント告知&レポート

公認プログラム

REPORT #006PDFをダウンロード

片手でクッキング パラスポーツアスリート料理教室 in Studio+G GINZA

パラスポーツアスリートを招き、2018年3月7日、Studio+G GINZAにて、片手が不自由でも料理を楽しめる「片手でクッキング」の料理教室を開催しました。

片手でクッキング パラスポーツアスリート料理教室 動画を見る

脳卒中等に起因する麻痺や、不慮の事故による骨折等で片手しか使えない方にも、料理を楽しんでいただきたいという思いから、片手で料理をする時の工夫や便利な道具、レシピを紹介した冊子『片手でクッキング』を先月発行しました。今回の体験会では、冊子で紹介しているメニューなどを作っていただきました。

左から)パラ水泳 小山恭輔選手、水上選手、パラ陸上 吉川琴美選手の写真

参加していただいたアスリート / 左から)パラ水泳 小山恭輔選手、水上選手、パラ陸上 吉川琴美選手

選手プロフィールはこちら
小山恭輔(おやま きょうすけ)
日鉄住金P&E所属。中学2年生の時に脳梗塞となり右半身に機能障害が残る。北京2008パラリンピックでバタフライ50m(S6)銀メダル、ロンドン2012パラリンピックでも銅メダルを獲得し、リオデジャネイロ2016大会では5位入賞を果たした。東京2020大会を見据え、今後も練習に励む。
水上真衣(みずかみ まい)
新生児期脳梗塞による右片麻痺で、リハビリのために2歳から水泳を始める。
中学2年生から競技としての水泳に取り組み、国内外の大会で数々のメダルを獲得するとともに、日本記録を更新。感謝と笑顔を大切に、東京2020パラリンピックを目指す。
吉川琴美(よしかわ ことみ)
筑波大付属桐が丘特別支援学校 高等部3年。NPO法人シオヤレクリエーションクラブ所属。4歳の時に脳疾患出血で右半身に麻痺が残る。15歳から陸上を始め、現在100m、200m、400m、 4×100mリレー(脳性麻痺クラス)日本記録を保持。
世界パラ陸上競技ジュニア選手権大会2017に出場しT37クラス女子200m自身のもつ日本記録を更新し銅メダルを獲得。

セミナー

当日は、料理教室に先立ち、社会福祉法人横浜市リハビリテ―ション事業団 薮崎さや子氏と一級建築士事務所all 村井エリ氏にパラスポーツアスリートの暮らしのヒントになる講演をいただきました。

藪崎さや子氏の写真

社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団
作業療法士 藪崎さや子氏

手と料理と脳

藪崎さんの所属する社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団は、2010年より片麻痺の方を対象とした料理教室を企画・運営されており、冊子『片手でクッキング』の制作にご協力いただきました。
今回は、料理をする際の手の役割や脳の働きについてお話いただきました。

人にやさしい
キッチンプロダクト

ノーマライゼーションの国 デンマークを訪れた際のエピソードをまじえながら、障がいの有無や年齢、言語の違いなどにかかわらず、誰もが使いやすい製品「共用品」の考え方について、村井さんにお話いただきました。
村井さんには、昨年の新宿ユニバーサルフェスタで、ユニバーサルデザインを取り入れたプロダクト展示を監修していただきました。

新宿ユニバーサルフェスタの
イベントレポートはこちら

村井エリ氏の写真

一級建築士事務所all
代表 村井エリ氏

料理教室

調理スタッフによるデモンストレーションの後、実際に調理を体験していただきました。調理後は、テーブルを囲んで試食会です。

吉川選手の写真

調理をする機会はほとんどない、と話していた吉川選手。フライパンの取っ手は横にすると引っかかりにくい、とアドバイスを受けています。

小山選手の写真

晩御飯は自炊することが多いという小山選手は慣れた手つきでスピーディに調理していました。

鶏肉の下ごしらえは、はさみで簡単に。調理スタッフのアドバイスを受けながら調理する水上選手。

最後は試食。初めての体験で気付いたことを話し合うなど会話も弾みました。

誰もが料理を楽しめるように

片手しか使えない方にも料理を楽しんでいただきたいー
この思いから、片手でする料理の工夫や便利な道具、レシピを紹介した冊子『片手でクッキング』を作りました。

東京2020オリンピック・パラリンピック推進室 原口 聖名子の写真

当日は料理をしながら、アスリートのみなさまに、今回紹介した工夫やアイデアを実践していただきました。
知っているようで知らない事が多かったとのコメントがとても印象的でした。

ひとりひとり、やりやすい調理の仕方は異なりますが、わいわいと料理や食事をする楽しさはみんなに共通するのではないでしょうか。

「片手でクッキング」に限らず、今後とも「食」を通じた快適な暮らしづくりをより多くの方にご提案していきたいと思います。

東京ガス株式会社
東京2020オリンピック・パラリンピック推進室
原口 聖名子

※冊子「片手でクッキング」のダウンロードはこちら。

イベント TOPへ
戻る