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EVENTイベント告知&レポート

公認プログラム スポーツ・健康 1000 Days to Go!

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新宿 ユニバーサルフェスタ ーみんなのチャレンジー
in 新宿パークタワー

2017年11月17日(金)と18日(土)の2日間、新宿パークタワーのアトリウムおよび東京ガス新宿ショールームにおいて、新宿ユニバーサルフェスタを開催しました。本イベントは、2017年10月28日(土)~11月29日(水)が東京2020組織委員会により「1000 Days to Go!」月間として設定されており、がすてなーに ガスの科学館と新豊洲Brilliaランニングスタジアムで行った「豊洲ユニバーサルフェスタ」に続けて、パラリンピック1000日前イベントとして開催。ユニバーサルをテーマにした暮らし(衣・食・住)、スポーツ等の体験・展示を実施し、校外学習で来てくれた小学生や、障がい者を含む大勢のお客さま2,500名にご来場いただき、さまざまなイベントや展示をお楽しみいただきました。

新宿ユニバーサルフェスタ みんなのチャレンジ イメージ

オープニングセレモニーは、狩野友里 東京ガス東京2020オリンピック・パラリンピック推進室長に続き、吉住健一 新宿区長、髙橋秀文 日本障がい者スポーツ協会常務理事にご挨拶をいただきました。吉住区長からは「街のバリアフリーだけでなく、心のバリアフリーを進めることがユニバーサル社会の精神につながっていく」と、本フェスタのコンセプトにも通じるお話をいただきました。

新宿ユニバーサルフェスタ みんなのチャレンジ イメージ

新宿ユニバーサルフェスタにご協力・ご後援いただいた企業/団体/行政機関の皆さま
(前列左から)東京ガス㈱所属 木村敬一、センターポール 若山英史選手、東京都 萱場明子氏、新宿区 酒井敏男氏、吉住健一新宿区長、日本障がい者スポーツ協会 髙橋秀文氏、㈱LIXIL 太田裕介氏(後列左から)東京ガス㈱ 狩野友里、東洋大学 髙橋儀平教授、東日本旅客鉄道㈱ 吉田公氏、凸版印刷㈱ 岩本茂氏、新宿副都心エリア環境改善委員会 小林洋平氏、横浜市リハビリテーション事業団 小川淳氏、文化服装学院 足立美智子氏

トークセッション

国や地方公共団体などの街づくりや、バリアフリー、ユニバーサルデザイン計画に参画し、ご活躍中の髙橋儀平 東洋大学ライフデザイン学部教授をモデレーターにお招きし、「だれもが暮らしやすい住まいのこれからを考える」と題してトークセッションを行いました。(11月17日)

ユニバーサル社会に向け、意識づくりを

ゲストとしてご出演いただいたのは、ウィルチェアーラグビーの若山英史選手、パラ水泳の木村敬一選手のお二人。いずれもパラリンピックのメダリストです。まずは髙橋教授から日本のユニバーサルデザインの歴史についてご紹介いただいたあと、四肢、視覚に障がいのある各選手に、競技生活や日常生活での経験などを話していただきました。髙橋教授は「バリアを完全になくすことは難しい。これからは意識づくりがより必要になってくる。そのためにはいろんな人と出会い、相手のことを知り、よりよい関係をつくるのが重要」とおっしゃっていました。

左から)木村選手、若山選手、髙橋教授

左から)木村選手、若山選手、髙橋教授

パラリンピックを楽しんで!

今年の9月、メキシコで大地震が発生したときちょうど遠征していたという木村選手からは、現地の慌てぶりについて報告いただき、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、地震大国日本ならではの災害時の対応策も必要」との提言をいただきました。また、若山選手には「障がいがあってもなくてもアスリートに変わりはないと思っている。ウィルチェアーラグビーはオリンピックにない競技なので、その意味では純粋なスポーツとして楽しんでほしい」というメッセージを発信していただきました。

トークセッションの写真

車いす体験・アイマスク体験住

住まいを模したスペースで段差を越える、冷蔵庫に物をしまう等の日常動作をする車いす体験。今回は車いすのまま、会場内を移動し、企業ブースも回ってもらいました。アイマスク体験は、牛乳や炭酸飲料などを手で触って判別してもらいます。ちなみに、牛乳パックは上部の開け口と反対側に「切欠き」と呼ばれるくぼみがついています。炭酸飲料のペットボトルも底の形状により触って区別できるようになっています。

車いす体験・アイマスク体験の写真

豊洲ユニバーサルフェスタでも体験いただきました。
体験について詳しくはこちら

人にやさしいプロダクト展衣住

車いすを使用するアスリートをおもてなしするシーンの再現や、ユニバーサルデザインを取り入れたプロダクトの数々を展示。また、車いす使用者用のファッション展示を行いました。

おもてなしシーン再現とプロダクト展示

まず目を引いたのがダイニングのシーン展示。これは車いすを使用するお母さんとそのご家族がパラアスリートをおもてなししているシーンを再現したもので、使い勝手のよい高さのテーブルには、使いやすくておしゃれな陶器の食器などが並び、あたたかな風景が目に浮かびます。併せて、ひとりでも多くの人に使いやすいプロダクトの展示も行いました。最後の一口までスプーンですくえる形状の食器、左利きでも使いやすい急須やトランプ、持ちやすいコップ、点字の絵本など、その数は50点以上。来場いただいたお客さまも初めてご覧になるグッズが多かったようです。

人にやさしいプロダクト展の写真
人にやさしいプロダクト展の写真

車いすを使用する人が
楽しめるファッション

文化服装学院を卒業後、スノーボード中の事故で車いす使用者となった中澤恵子さんがデザインしたのは、その名もサカサマデニムパンツ。「座ったカタチ」がコンセプトで、逆の発想ということからそう名付けたんだそう。おしりの部分が立体的になっていて長時間履いていても負担が少なく、おしゃれが楽しめます。おしりの部分がふくらんだユニークなデザインは、車いすを使用する人以外にも楽しんでほしいとのことでした。

私が考えるユニバーサルとは、どんな方でもふつうに好きなこと、思っていることができるような社会。人が生まれて最期を迎えるまでにはいろんなプロセスがあるものですし、障がい者や高齢者だけが特別な存在ではないのです。ですから今回の展示では、誰もが自然に「使ってみたいね」「おしゃれね」と思えるようなものを集めました。ユニバーサルデザインを取り入れた商品は世の中に数多くありますが、意外と知られていないことをあらためて実感しました。人にやさしいプロダクトの力で、誰もがやさしい気持ちでハッピーに暮らせることを願っています。

一級建築士事務所 all 主宰 村井エリ氏の写真

シーン展示とプロダクト展示を監修していただいた
一級建築士事務所 all 主宰 村井エリ氏

シーン展示とプロダクト展示を監修していただいた
一級建築士事務所 all 主宰 村井エリ氏

一級建築士事務所 all 主宰 村井エリ氏の写真

企業チャレンジ住

ユニバーサル社会に向けてさまざまな取り組みを行っている企業の皆さまの取り組みをご紹介いただきました。今回は、車いす体験コーナーと連動し、車いすに乗ったまま見学してもらう試みも新たに行いました。

凸版印刷株式会社

豊洲ユニバーサルフェスタに引き続き、目が不自由な方や特定の色が分かりにくい方など、すべての人に正しく情報を伝えるために考えられた印刷表現の工夫についてご紹介。今回は、色覚に関する展示への反応が大きかったということです。

企業チャレンジ 凸版印刷株式会社の写真
企業チャレンジ 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の写真

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)

豊洲ユニバーサルフェスタに引き続き、バリアフリーな次世代改札のコンセプトモデル、音声認識エンジンを活用した車内放送システムのデモなどを実施。サービス介助士取得の取り組みや、声かけ・サポート運動の取り組みに関して多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえたそうです。

株式会社LIXIL

座ったまま楽な姿勢で料理ができる車いす対応キッチンや、高齢者などが座り使いできる洗面台、人にやさしいトイレを展示。カタログなどで見るのとはちがい、実際に体験してもらうことでより深く理解できたというお客さまの声が多く寄せられました。

企業チャレンジ 株式会社LIXILの写真

ユニバーサルクッキング食

障がいのある方にクッキングを楽しんでもらうために料理教室を開催しました。料理に国境がないのと同じように、障がいがあってもなくても、おいしい料理でつながった時間を過ごしていただけました。

中華の4品を同時調理

初日は四肢障がいの方、2日目は障がいのあるお子さんの親子に料理を楽しんでもらいました。初日のメニューは、白身魚の中華蒸し、揚げ根菜の黒酢和え、海老ワンタンスープ、エッグタルト。なんと4品もガスコンロで同時調理してもらいました。ウィルチェアーラグビーの若山英史選手は、ふだんは料理をされないそうですが、最新のコンロがとても便利で使いやすいことを知り、驚かれていました。

ユニバーサルクッキングの写真

親子で楽しく
パーティー料理

2日目のメニューは、お子さまハヤシライスとイチゴムースの2品。親子で協力して食事をつくり、語らいながらいっしょに食べる楽しさを体験してもらいました。子どもたちも「難しいけど楽しかった」「自分でつくるとおいしい」とご満悦の様子です。

使いやすく工夫された調理グッズ

今回の料理教室では、食材を固定して片手でも包丁が使える釘付きのまな板、底が平らになっているので置いて調味料を注ぐことができる計量スプーン、シリコン製ですべりにくい計量カップなど、使いやすく安全な調理グッズもご紹介しました。

ユニバーサルクッキングの写真

ベジタブルスイーツ試食食

東京ガス新宿ショールームのウェルカムキッチンでは、障がいのある方が心をこめてつくったホウレンソウを使ったスイーツを試食していたただきました。食材をご提供いただいた農園は、共生社会の実現を目指し、知的障がい者を中心に670名が就業し、安全・清潔な独自の栽培方法でいろいろな野菜や果物を育てています。素材のもつほんのりとした甘みをいかしたスイーツから、多くの方に生産者の活躍を知っていただきました。

ベジタブルスイーツ試食の写真

新宿パークタワーチャレンジカップスポーツ

昨年の「パラスポフェスタ2016」に続き、今年も新宿パークタワーと近隣を中心に職場の仲間や友人、家族が集まって、車いすバスケットボールの熱い戦いが繰り広げられました。

熱気に包まれた
新宿パークタワー

今年は2日間の開催。各日8チーム、計16チームが参加し(昨年は4チーム)、新宿パークタワー1階の特設コートにて各日13試合を行いました。車いすを2回こいだらドリブルをしないといけないルール(トラベリング)がなかなか難しく、座った姿勢では思うようにボールも飛びません。集まった応援団の大きな声援が飛び交うなか、選手たちは車いすの操作に悪戦苦闘しながらゴールを目指します。会場は熱気に包まれ、大盛り上がりの2日間となりました。

トップアスリートの華麗な技に大歓声

栄えある優勝を手にしたのは、初日は2連覇達成のパークハイアット東京(パークタワーホテル株式会社)、2日目はEGUCHI 70(株式会社江口)の皆さんでした。優勝チームは、デモンストレーションや解説、各チームの指導を行っていただいたトップアスリートとのエキシビジョンマッチに臨みました。4人対2人の戦いでしたが、さすがの優勝チームもトップアスリートの華麗なテクニックとスピードに翻弄され、惜敗。「くやしい。でも楽しかった。感謝でいっぱいです。」とさわやかなコメントをいただきました。優勝チームコメントは上記の試合結果をご覧ください。

堀江 航選手(センターポール)、永田 裕幸選手(センターポール) 初日優勝のパークハイアット東京チームとの写真

初日優勝のパークハイアット東京チームと堀江 航選手(センターポール)、永田 裕幸選手(センターポール)

初日に続き出場いただいた堀江 航選手(センターポール) 西村 元樹選手(センターポール)、2日目優勝のEGUCHI70チームとの写真

2日目優勝のEGUCHI70チームと、初日に続き出場いただいた堀江 航選手(センターポール)、西村 元樹選手(センターポール)

障スポ体験スポーツ

車いすバスケットボール、車いすレーサー、車いすフェンシング、(視覚障がい者)5人制サッカー、パラ陸上競技(伴走マラソン)、5種のパラリンピック競技をご体験いただきました。金曜日は会社勤めの方、土曜日はお子さんを中心に、大勢の方々が参加。(視覚障がい者)5人制サッカーを体験された方からは「見えないと不安だけどガイドの声で安心できた」、「いろんな気付きがあった」など、さまざまな声をいただきました。

障スポ体験の写真
障スポ体験の写真
障スポ体験の写真
レーサースピードコンテストの写真

車いすレーサースピード
コンテスト

18日は、車いすレーサースピードコンテストを開催。レーサーと呼ばれる3輪の陸上競技用車いすを20秒間こぎ、スピードメーターで計測し瞬間最大速度を競いました。最高記録は33.5km/h、トップアスリート並みの驚きの記録に会場が大きくどよめく一幕もありました。

みんなのチャレンジ!宣言

剣道で1位になる、オリンピックの手伝いをしたい、世界へ感動・勇気・希望を届ける!──「炎」をイメージした色とりどりの紙に書いてもらったのは子ども、大人、障がい者のみなさんの「チャレンジ宣言」。「みんなのチャレンジ!宣言」は全体でひとつの大きな炎となり、会場となった新宿パークタワーを明るく照らしてくれました。
東京ガスは、豊洲ユニバーサルフェスタでのチャレンジ宣言も含め、今後も皆さまのいろんな思いをエネルギーにかえて、共生社会の実現に向けて、さまざまな取り組みを続けていきます。

みんなのチャレンジ!宣言の写真

※東京ガスは東京2020オリンピック・パラリンピックオフィシャルガス・ガス公共サービスパートナーです。

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